神社と祭り
幸校区には私たちの先祖が築き上げ、そして現在まで伝えられてきた数多くの文化には、歴史的・芸術的価値の高いものが数多くあります。 これらの文化を未来に伝えることは私たちの役割です。 (→印刷用PDF)
- A.御幸神社(西幸町鎮座)
- 昭和24年(1949)11月、三河国一宮砥鹿神社(豊川市一宮町鎮座)の分神を主神として建立されました。開拓のために入植した豊根村分村者の各集落の氏神、地元西口町の神社の分神、ダム建設のため水没した集落の氏神をも合祀して、開拓地の守護神と仰ぎ、集団の精神統一の社として建てられました。現在は西幸町、幸町が氏子となっています。「御幸神社墓地」を管理している全国的にも珍しい神社でもあります。多目的集会場を持つ流れ造りの社殿が、平成元年(1989)11月に完成しました。
例祭日(例大祭)は入植記念日とされている10月10日です。 - B.進雄神社(藤並町鎮座)
- 祖先は津島地方から移住して新田開発に従事したので、ふる里の氏神である天王を祀り、藤並の鎮主としました。寛文9年(1669)6月創立と伝えられています。境内には碑や秋葉神社常夜灯も備えられています。現在も氏子は藤並町です。
例祭日は10月の第2日曜日です。 - C.牧野神社(牧野町鎮座)
- 正しくは「正一位秋葉神社」ですが、地域の人々は鎮座している地名をとって「牧野神社」と呼び親しんでいます。牧野地区に入植した人々が、心のよりどころとして、現境内すみの道路脇に小さな祠を建立して参拝したのが始まりと伝えられています。現社殿は、昭和29年(1954)に新築されました。現在も氏子は牧野町です。シンボルは形のよいイチョウとクスノキです。
例祭日は10月の第2日曜日、月例祭は毎月第1日曜日です。 - D.高田神社(高田町鎮座)
- 明治40年(1907)ごろ、高師原地区が軍隊の演習場になった時に宝地道地区居住していた人々が、現高田町に移住し現社殿を造営しました。高芦神明社(高師本郷町鎮座)の謡拝所であったともいわれています。平成3年(1991)に新築、阿吽の狛犬が口紅を塗っているのが特色です。現在も高田町が氏子です。
例祭日は10月10日です。 - E.F.幸校区以外に鎮座する氏神
- 曙若松町、曙南松原町、測点町の氏神は栄校区にある「高師原神社」、江島町の氏神はつつじが丘校区にある「佐藤八幡社」です。これらの地区では、従来の「祭礼」という形式から地域住民のコミュニケーションを深めるための「祭典」へ形を変えようと模索中です。
各神社の鎮座地
各神社の氏子、鎮座地は表の通りです。区画整理によって、氏神が必ずしも幸校区内にあるわけではありません。
神社名 | 氏子 | 鎮座地 |
---|---|---|
A:御幸神社 | 西幸町 幸町 |
西幸町字古並240 |
B:進雄神社 | 藤並町 | 藤並町字藤並88 |
C:牧野神社 | 牧野町 | 牧野町111 |
D:高田神社 | 高田町 | 高田町字高田50 |
E:高師原神社 | 曙若松町 曙南松原町 弥生松原町 測点町 |
弥生町中原20-1 |
F:佐藤八幡社 | 江島町 | 佐藤5-22-8 |